下北半島を旅しよう!
下北半島を旅しよう!
うに・いくら | 佐井村 |
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津軽海峡は海産物の宝庫。ホタテ、イカ、マグロなど新鮮で極上の味を楽しむことができます。中でも圧巻なのが、佐井村で食べることができる「ウニ丼」。早朝に水揚げされたばかりのキタムラサキウニがそのままご飯の上に盛られます。とろけるような食感と、口いっぱいに広がる新鮮なウニの味は、一度食べたらやみつきになるほど。毎年遠方から訪れるファンもたくさんいるとか。新鮮なウニが取れる5月~8月頃しか食べることのできないウニ丼は、ぜひ味わって頂きたい一品です。
ウニ丼が人気の「ぬいどう食堂」や「仏ヶ浦ドライブイン」があるのは福浦地区。5月~8月は大変込み合いますので、事前の予約をおすすめします。
【ぬいどう食堂】電話 0175-38-5865
【仏ヶ浦ドライブイン】電話0175-38-5825
まぐろ | 大間町 |
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高級マグロとして有名な「大間のマグロ」。本州最北端の町・大間町にある大間漁港で水揚げされるマグロは鮮度が高く、口の中でとろけるような脂の乗った身を持ち、青森県が誇るブランドとして全国に知られるようになりました。大間のマグロは「クロマグロ」で、市場では高値で取引されています。大間町ではマグロのイベントが毎年開催されており、多くの観光客で賑わっています。大間のマグロで最も注目されるようになったのは、何と言ってもその漁法。明治時代から代々受け継がれてきた伝統的な「一本釣り漁法」が今もなお行われており、漁師たちが自らの腕で数百キロものマグロと戦っている様子が全国に紹介され、一躍脚光を浴びました。極寒の荒波の中で勇猛果敢にマグロに立ち向かい、一本釣りに全てを賭ける男たち。大間のマグロには、そんな男たちの浪漫が込められているからこそ、最高級のマグロとしての地位の築いているのです。
海峡いさりび公園 | 風間浦村 下風呂 |
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下風呂温泉郷は、古く室町時代から知られた湯治場で、温泉宿と民宿が各10数件ずつ集まる温泉郷です。硫黄泉で傷に効能があり、身にしみるほどの熱さです。気軽に入れる村営共同浴場「大湯」「新湯」があります。また、冬の厳しい津軽海峡を望みながらの湯治は、格別の風情が感じられます。昭和33年3月9日に下風呂温泉を訪れた作家の井上靖は、津軽海峡が見渡せる部屋に泊まり、「海峡」を執筆しました。下風呂温泉郷の観光拠点となっているのが「海峡いさりび公園」です。下風呂漁港の一部を埋め立てて造られた公園の中には、珍しい人工中海があり、干満の潮位差を利用して海水を循環させています。池の中には大きな「ニ見岩」と海上安全と大漁を願う恵比寿神社が祀られています。